教育現場でのチャットボット導入・活用事例!教育に導入するメリット・デメリットは?

2020.09.09
2020/12/21

教育業界においては少子化による人手不足や働き方改革の推進が課題となっています。

2020年には「新学習指導要領」にいわゆるアクティブラーニングなどが含まれていることもあり、教育業界ではオンラインデジタル教材が続々と増え、チャットボットが導入されています。

そこで今回は、具体的にどのような業務をAIチャットボットが活用されているのかご紹介したいと思います。

導入するメリット

オンライン学習の学習サポート

オンライン学習では、システムの使い方や学習の進め方自体に不慣れな場合が多く使い方をサポートしてほしいというニーズが多く寄せられています。

しかし、それらをサポートする役割を教員が担うとこで雑務が増えスムーズなオンライン授業の運営を行うことができません。

そこでチャットボットを活用し、オンライン学習システムの使い方や想定される質問をAIに学習させれば、学生や受講者がいつでも自由に質問ができます。

配信システムやオンライン授業の使い方に関して、分からないことがあったら全て教員や事務担当に電話などで聞くのではなくする必要があります。

まずはチャットボットで課題を解決するよう促すことで、学習以外の操作や不明点の解決にかかる時間をできる限り排除し、学習そのものに集中する環境を整えることができます。

主体的な学びの促進

オンライン学習ではモチベーションを保つことが非常に重要ですが、継続的にモチベーションを維持することは困難であると考えます。

そこで、オンライン学習へのアクセス自体をサポートする方法としてAIが活用できます。

具体的には、スマートフォンのアプリケーションなどと連携してプッシュ通知や通話を行い、学習の継続やモチベーション維持に繋がるアプローチを行います。

また、AIがユーザーとの対話から現在課題に感じていることなどをヒアリングし「何が障壁となっているのか」を分析し、その解決策などを掲示することができます。

加えて、チャットボットを導入すれば、授業中にわからなかった点や疑問に思った点を自由に発言しやすくなります。

これまでは学び手への個々の対応は難しいとされてきましたが、チャットボットにより教える側も個々人のレベルに応じた指導ができ、学び手も周囲の目を気にすることなく比較的気軽に発言できるでしょう。

つまり、主体的かつ対話的な学びを促進することができるのです。

学生や職員のサポート業務

特に入学シーズンや試験期間などの窓口が混雑する時期は問い合わせが増加し、窓口の人手不足が深刻化します。

チャットボットを導入する事でこれまで電話やメール、窓口で受けていた問い合わせの窓口を全てチャットボットで対応する事ができ、業務負担の軽減につながります。

職員の代わりにAIが対応することにより対応品質の均一化、また問い合わせの自動化が実現、24時間365日の対応が可能になります。

実際の活用例3選

トランスコスモス社のKANAMETOを導入した駒澤大学

トランスコスモス社 KANAMETOの導入事例:駒澤大学

駒澤大学が4月1日から利用を開始したLINE公式アカウントは、トランスコスモス社のKANAMETOが導入されています。

学生から問い合わせが多い「履修登録の方法」「試験」「成績評価の方法」などの大学の学修に関する疑問を、チャットボットから回答することで、簡単に解決できる取り組みとなっています。

学生の利用率が高いLINEを活用することで、Q&A形式でよくある質問を解決することができるため利用者としても使い勝手が良いでしょう。

LINE公式アカウントのチャットボットは、「KANAMETO」のチャットボット機能が活用されています。

そのため、学生は365日24時間、時間場所を問わず自身の疑問を簡単に解決することが可能となり、大学側は日々変わる情報を学生に届けることができます。

ですので、学生と大学、双方にとって便利な仕組みとなっています。

また、現在では、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、大学までの移動や施設の利用に制限があるなか、学生は大学へ行くこと無く授業日程の変更情報などの情報を得ることができますので安心ですね。

出典元:KANAMETO

エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ社のSIT-BOTを導入した芝浦工業大学エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ社のSIT-BOTを導入事例:芝浦工業大学

芝浦工業大学も、2019年度よりLINE(コミュニケーションアプリ)を通じて学生が「いつでも」「どこでも」大学の情報にアクセスできるようにするためチャットボットを導入しています。

同校は、エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズ社が提供している「SIT-bot」を導入し、運用されています。

チャットボットで問い合わせを対応によることにより、学生の利便性向上だけでなくさまざまなメリットがあるようです。

例えば、すでに導入している教育・学修システムとの連携によって、それぞれの効果をさらに高めることにつながるでしょう。

同校では、学修マネジメントシステムと連携した授業外学修時間の登録機能、ポートフォリオのダッシュボードへのアクセス、ポータルサイトのお知らせと連携した通知機能などと連携を行っています。

出典元:SIT-BOT

アタマプラス社 atama+

アタマプラス社のatama+の導入事例

某学習塾において、導入されているAI教材がatama+です。

同塾で、AI教育を受けていない高校3年生たちにセンター試験の過去問を受けさせた後、atama+を受講させる調査を実施しています。

その結果、平均20点も点数が上昇したということです。

なかには31点から75点になり44点も点数が上がった生徒もいたとのことですので、効果的であることが伝わりますね。

同社によると、同じ年の本試験と追試験の難易度はほぼ同じなので、この結果はAI教育の実績が実証できるということです。

AIは生徒1人ひとりの学習状況を把握することが得意で1人ひとりの生徒の弱点も強みも把握できます。

しかし子どもたちのやる気を引き出すことは、現時点ではAIでは難しいためその部分を人が補う必要があると言えます。

出典元:atama+

まとめ

このように教育機関においてもチャットボットの導入によりその効率化や生産性の向上が期待できます。

緊急事態宣言の発令によりあらゆる教育機関が休校となっており、インターネットを使って自宅から学習する「オンライン授業」が注目を浴びています。

急な休校により対応が取れなかった学校も、休校が長期化する可能性により、オンライン授業の検討を進められていることでしょう。

加えて今後IT化が進む教育業界では、オンラインにおける学習の効率化や一人ひとりに合わせた学習カリキュラムの最適化の重要度は高まると考えられるでしょう。

教育業界向けチャットボット導入もおまかせ!
無料相談はこちら