【2020最新】チャットボットおすすめ比較・厳選34システム

顧客対応や、社内での問い合わせ対応など、毎日入ってくる連絡に対処しようとすると、時間も人手も奪われてしまいますよね。

そこで近年は、チャットボットを使って対応を行う企業が増えてきています。

AIや有人でチャットのやり取りを行う「チャットボット」は、業務工数の削減や、顧客満足度アップ、売上アップにもつながるとして、今注目のツールとなっています。

そこで数多く登場している「チャットボット」の人気サービスをご紹介するとともに、チャットボットの基本的なポイントも解説していきます。

チャットボットとは？

チャットボットとは、会話を意味する「チャット」と「ロボット」をあわせた言葉です。つまりは人間と会話するのではなく、人工知能を活用してロボットと会話ができる「自動会話プログラム」のことを言います。

近年、ビジネスでもメール以外にチャットツールの利用を始める企業が増えており、さまざまなチャットサービスの登場や、SNSなどのメッセージアプリとの連携で気軽に利用できるようになりました。

また電話でのカスタマーサポートなど、混雑してなかなか繋がらないという問題を解消するために、チャットでの問い合わせが可能になるなど、チャット機能が一般的にも馴染みあるサービスとなってきています。

このように問い合わせ受付を行っているチャットボットなどは、ある程度決まったシナリオのもと選択肢で切り分けを行う形や、AIの学習機能を搭載することで、問い合わせの蓄積から適した回答を導き出すなど、円滑な会話もできるようになってきています。

チャットボットの種類

チャットボットには、AIを搭載しているかそうでないかによって「機械学習型」と「シナリオ型」に分かれます。

ロボットが回答するチャットボットのイメージとして、AIを使っていると思う方も多いです。

しかしチャットボットの中には、AIを搭載していないものも数多くあります。

AIを搭載していない形のチャットボットは「シナリオ型」と呼ばれ、人があらかじめ設定したシナリオ通りに受け答えをするよう登録していきます。

一方でAIを搭載した「機械学習型」は、やり取りのデータをもとに自ら学習して成長していくチャットボットとなっています。

どちらにもメリット・デメリットがあるので、目的や用途、予算などに合わせて選ぶといいでしょう。

仕組み別で見るチャットボットの種類

基本的にAI搭載の有無で分けられるチャットボットですが、サービスの仕組みからも4つに分けられます。

ログ型

「ログ型」は、いわゆる「機械学習型」チャットボットがこれにあたります。人の会話を記録して学習していき、入力された言葉を覚えれば覚えるほど、より自然なやり取りが可能となります。

学習するためには多くのデータが必要になるので、問い合わせが多く見込める場合に適しています。

選択肢型

あらかじめ決められたシナリオに沿って会話が進む「選択肢型」のチャットボットは、いわばシナリオ型チャットボットと同じに考えてよいと思います。

用意されたシナリオ質問に対して、ユーザーが選択式で回答して進んでいくため、質問の分岐や構成が重要になります。

一問一答でやり取りができるため、特にCVR向上を目的とし、手軽に問い合わせができるなどから顧客満足度向上にも効果的です。

ただし事前に用意するシナリオが十分でないと、受け答えができない項目が増えるので、事前のシナリオ準備はしっかり行いましょう。

辞書型

「辞書型」チャットボットは、事前に「キーワード」や「それに対する返答」の組み合わせとなる単語を、複数登録しておくことで、キーワードが入力された際に適した回答をするチャットボットです。

ユーザーが入力した文章の中に、登録したものに該当するキーワードが1つでも含まれていれば会話が成立します。そのためフリーワードで、人と会話しているようにスムーズな対応が可能です。

しかし、よりスムーズに対応するには、事前に登録する単語数は非常に多くなるので、登録時の工数はかかってしまいます。

選択肢型＆辞書型

上記で紹介した、選択肢型・辞書型の両方の機能を持つのが「選択肢型＆辞書型」チャットボットです。

多くのサービスで利用されており、選択肢で進められるうえに、フリーワードで入力した単語からも回答を得ることができます。

最近では、正確な単語でなくても、話し言葉など曖昧な単語も認識できるものもあります。

2つの機能をあわせもつということは、それぞれの弱点も抱えることになるので、正しいシナリオの作成や、キーワードの事前登録にかかる工数などは考慮しておきましょう。

料金の相場はどのぐらい？

では、実際にチャットボットを導入する場合、どのぐらいの費用が発生するのでしょうか。

チャットボットは、サービスの機能や仕組みによって価格が幅広く設定されています。月額料金が無料で始められるものもあれば、月100万円以上かかるサービスなど、一概に相場を説明できない部分があります。

安価なサービスだと、初期費用無料で月額1万円前後で使えるチャットボットもあります。

一方で、AI搭載型のチャットボットになると、初期費用で20万円以上、月額費用も100万円になるサービスもあります。

またAIは搭載していないものの、オプションや拡張機能で自由にカスタマイズできるサービスもあるので、導入目的や予算、求める機能を考慮した上で、比較検討してみましょう。

さらに多くのチャットボットサービスでは、無料トライアルを設けているところがあります。

無料期間はさまざまですが、最低限の機能だったり全部の機能を無料で試すことができるので、実際に使ってみて判断することができるのも嬉しいポイントといえます。

チャットボットサービス比較一覧