Xiaoice(シャオアイス)とは?中国のチャットシステムの機能や料金、導入方法など徹底解説!

2020.08.26
2020/12/22

近年の中国では、政府と企業が一体となって、チャットボット開発を進めています。

その結果、現在ではビジネスやユーザーの生活に、より深く浸透しているようです。

今回は、代表的なチャットボット「シャオアイス」のすごさについて解説していきます。

Xiaoice(シャオアイス)とは

Xiaoice(シャオアイス)はマイクロソフト中国が開発した対話型チャットボットで、2014年5月30日に公開されました。

このチャットボットの特徴は、オンライン上で行われた会話を集めたデータを活用し、ユーザーと自然に近い形で会話ができることです。

会話の文脈も理解できるためユーザー一人ひとりに合わせたコミュニケーションが可能です。

現在では、中国で一般的に使われているメッセージアプリ「We chat 」や「Weibo」など9つのソーシャルプラットフォーム上で利用することが可能です。

シャオアイスはチャットアプリQQや音楽専門プラットフォーム「網易雲音楽(music.163)」などのアプリにも導入され、だじゃれを交えてユーザーと交流するようになっています。

マイクロソフトが発表した最新のデータによると、シャオアイスのユーザー数は世界で6億6000万人に上ると言われています。

シャオアイスは登場時から「感情を持つ」と評価されてきました。

他のチャットボットと異なり、シャオアイスは怒ってみせたり、ツッコミを入れたり、健全ではないリクエストを拒否。そして今、シャオアイスの「人格化」が一段と鮮明になっているようです。

Xiaoiceを用いた中国での活用事例

アリババ社

シャオアイスは日常的な会話機能のみならず、一部のビジネスシーンでも活躍しています。

たとえば、中国のEC最大手サイト「アリババ」では、シャオアイスを活用したチャットでサポートするサービスが開始されています。

ユーザーは、購入の際に商品の相談などができるという仕組みです。

ヨウク(優酷)

動画サイトの「ヨウク(優酷)」にもシャオアイスは導入され、ユーザーが気に入りそうな動画を選んで教えてくれるサービスを展開中です。

今後は、ユーザー一人ひとりに合わせた動画をシャオアイスが作成、そのユーザーに対して配信することが計画されており、「AI搭載版のYou Tube」を目指しています。

Xiaoiceの今後

誕生から6年たつシャオアイスはバーチャルロボットとしてコンテンツ、マーケティングデザインの分野で利用されているだけではありません。

マイクロソフトのクラウド事業と連動したり、一般的なAIのビジネスモデルの意表をつくような動きをみせたりしています。

現在では、シャオアイスがデンマーク発祥のファッションブランド「SELECTED」、シルク製品の「万事利(WENSLI)」などのためにデザインした製品がすでに発売されています。

また、音楽市場でも、中国聯通傘下の音楽プラットフォーム「沃音楽(WoMusic)」と共同で、音楽制作プラットフォームをリリースもしてもいます。

そのため、小売分野だけでなく、シャオアイスはデザインやコンテンツの面でも多くの産業に活用されていくことが考えられます。

また、2020/7/13にはマイクロソフトが中国向けAIチャットボット「シャオアイス(小冰)」(日本では「りんな」)関連事業を、独立企業として分離することを発表しました。

今回の分社化により今後シャオアイス関連事業は、中国や日本を中心とするアジア太平洋地域に重点を置くことが明らかになっています。

マイクロソフトが発表したところによれば、新会社は今後も中国では「シャオアイス」ブランドを日本では「りんな」ブランドを使用し、各地域のパートナーとの連携を深めていくということです。

また、中国語圏および日本、インドネシアなどの幅広いユーザーに対し、AI関連の技術およびソリューションを提供していくとも報じられていますので今後が楽しみですね。

まとめ

シャオアイスは個人に合わせた会話が可能であり、なおかつ動画や音声のやり取りもできること等から多くの中国国民に愛されています。

また会話機能だけではなく、オンラインショピングの際の商品の問い合わせや、融資サービス、動画サイトにも活用されており、今後は益々、ユーザーの日常生活やビジネスシーンにも浸透していくでしょう。

多くのユーザーが惹きつけられている、中国の国を挙げてのチャットボット推進政策は、かなりの進歩をとげていると言えるでしょう。

日本でも中国のチャットボット文化を取り入れ、より一層チャットボットの技術革新が行われることを期待したいですね

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