Facebookメッセンジャーボットとは?機能や料金、導入事例・導入方法まで徹底解説!

メッセンジャーアプリと言えば日本国内ではLINEですが、世界的に見るとFacebookとWhatsAppが有名です。
アメリカではFacebookメッセンジャーを利用したボット化マーケティングの自動化の事例が最近増えています。
アメリカ企業のホームページを見ると、これまで「メールアドレス登録」としていた箇所を「Facebookメッセンジャーに送信」などに置き換えるケースも増えています。
今回は、アメリカでFACEBOOKメッセンジャーボットがアメリカで普及している理由、実際に活用されているFacebookメッセンジャーボット作成のおすすめツールについて解説していきます。
目次
FACEBOOKメッセンジャーボットがアメリカで普及している理由
・システム開発不要で簡単に導入できる
イメージは「FACEBOOKメッセンジャーアプリ上のチャットボット」自社のWEBサイトにチャットボットを設置する企業も増えていますが、そのFacebookメッセンジャーアプリ版と言えるのが今回説明するメッセンジャーボットです。
事前にいくつかの選択肢を用意し、ユーザーの回答内容に合わせて次に配信するメッセージ内容を変えることができ配信タイミングも自由に設定できるなど、高機能なFacebookメッセンジャーのボット化ツールが増えています。
導入が手軽な点が評価を得ているポイントなのかもしれません。
・Facebookメッセンジャーボットを実現するツールの増加
事前に設定したシナリオに合わせ、ユーザーが送信するFacebookメッセージへの企業側の対応など返信・マーケティング実務を自動化できます。無料利用可能なツールも増えています。
また、AIの自然言語処理機能を搭載した高機能なチャットボットツールも生まれつつあります。
・WEBサイトの開発やランディングページのデザイン・コーディングが不要
Facebook上での広告・集客からクーポンの配信・来店まで、ユーザーは一切WEBサイトにアクセスせずに実現できるのがメッセンジャーマーケティングのメリットです。
WEBサイトの開発やランディングページの制作が不要で、デザインやコーディングのスキルが無くても一連のWEBマーケティング施策を実施可能です。
FACEBOOKメッセンジャーボット作成の無料ツール・おすすめ3選
Many Chat(メニー・チャット)
Facebookメッセンジャーボットの作成ツールで最も有名で代表格と言えるのがMany Chat(メニー・チャット)です。
システム開発が不要で無料利用も可能なほか、無料登録でも複数のシナリオをボットで設定でき、設定したシナリオの流れを視覚的に確認しながら編集できる点でも使い勝手の良い、おすすめのボット作成ツールです。
Chatfuel(チャットフューエル)
Chatfuel(チャットフューエル)も同様にシステム開発やコーディング知識が無くてFacebookメッセンジャーボットを作成できるツールで有名なサービスです。
Facebookユーザー1,000名とのメッセージやり取りまでは無料で基本機能を利用できます。
予め標準のメッセージやり取りシナリオが設定されているため、それをカスタマイズする(デフォルトのメッセージ文面を書き変える)だけですぐにFacebookメッセンジャーボットとして活用することができます。
しかし、Many Chatと比較して視覚的にチャットボットのコミュニケーションの流れを確認する機能が無いため、やや中・上級者向けのツールになります。
またYoutube、Instagramなど外部サービスとの連携機能がMany Chatと比較して充実います。
そのため、比較的規模の大きなサービスで利用する場合や、複雑なコミュニケーションフローを実装する場合はChatfuel(チャットフューエル)がおすすめとなりそうです。
MobileMonkey(モバイルモンキー)
業種・ビジネスごとにボットのメッセージテンプレート(ただし、英語)が用意されており、画面の指示に従って操作していくだけで、各種設定が行えて初期設定が分かりやすいのが、MobileMonkey(モバイルモンキー)のサービスの特徴です。
無料利用可能で、ManyChatやChatfuelと同様のFacebookメッセンジャーボットの構築が可能です。
本格的にチャットボットの運用を進める場合や、メッセージ購読者が増えた場合は有料登録が利用が必要な点も他のサービスと同様です。
デメリットとしては、上記2つのツールと比較してMobileMonkeyは利用料金が高い点といえます。
まとめ
上記3選のようにアメリカではFacebookメッセンジャーボット作成の無料ツールが増えています。
無料ツールとは言え機能が充実しており、企業のメッセンジャーマーケティング活用化が進んでいます。
一方、日本国内向けのメッセンジャーマーケティングではLINEメッセージのチャットボット化が進んでいますが、上記のような無料利用可能な高機能のチャットボット作成サービスはまだ無いようです。
LINEもメッセンジャーのAPIを公開しており、自社でシステム開発すればLINEメッセンジャーのチャットボット化は可能です。
今後、システム開発不要で誰でも簡単にLINE向けのメッセンジャーボットを作成できるようになれば、日本でもメッセンジャーマーケティングがさらに注目を集めることでしょう。